Jenkinユーザーカンファレンス2012に行ってきた
http://build-shokunin.org/juc2012/ » Jenkins ユーザ・カンファレンス 2012 東京 日本Jenkinsユーザ会
見たセッションと感想。
- Jenkinsプロジェクト現状報告とこれから
- SIerのJenkins事情 〜CI実践プロジェクト事例から超大規模プロジェクトの活用事例まで〜
- 飛行機を飛ばしながら直す方法教えます:
- JenkinsとGerritによる継続的デプロイメントの実践
自分的に印象に残ったのは、タスク毎にジョブ分割して、ジョブを並列実行すればビルド時間短縮出来るって話。川口さんと和田さんが話してたかな。
なんで今までウチでやってなかったんだろう。
Jenkins使ってると、自動でビルド・テストしてくれて、メトリクスまで測ってくれるから、ある程度時間がかかるテストがあっても見逃してしまいがちだった。でも、それってJenkinsの思想とは違うんですよね。
計算機の能力を最大限に使うために、タスク毎にジョブ切って並列で動かせばテストの時間は簡単に短縮出来る。並列化によってビルドフローが複雑になったら、そこはJoin Plugin、Build Flow Pluginとか使って簡単に管理出来るようにもできる。
あとGroovyでビルドのフローを管理出来るプラグインがあったような…うろ覚え。
とにかく計算機で出来る処理はどんどん自動化して、人の手が空くようにしていかなくては。
あと、開発プロセスにコードレビューを組み込むGerritプラグイン。
コードレビューって疎かになりがちだから、こういうプラグインで強制してくれるのは有難いな〜、と。
でも、「コードレビューがボトルネックになるのでは?」っていう質問に対して、発表者のR. Tyler Croyさんは「シニアだけでなく若手にも教育を兼ねてレビューをやらせる」「レビューが集中する人がいたら、上手く分散させる」っていう回答だったから、運用上手くやらないと回らなそう。
今回参加して、Jenkinsの運用に関する生の声を聞けるっていうのが刺激的でした。
ただ、開催土曜だと勘違いして予定入れてしまってたので、途中までしか見れなかったのが残念だった。