DevLove2012雑記
DevLove2日間参加してきたので、印象に残ったところのメモを抜粋してみた。
1日目
藤原さん
- 8つのレガシーマインドセットを変革するということについて。
- アジャイルのプラクティスで何をすれば良いかってのはわかるけど、どんな目的で、何を求めてやっているのか分からない部分があるので、実際の現場でやってる人の話を聴けるのは貴重でした。
- タイムボックスを徐々に短くすることで「何を自動化すべきか」について考えるようになる。
- 見積りは確率だが、コミットメントは確率ではない。
よくいわれることだけど、Whyを考えつづけることって重要なんだろうな。
倉貫さん
ブログ読んでて、エンジニアとしての理想の働き方というものを追求している印象がしていて、生のお話を聞いてみたかった。
- 「所有から利用」「完成から持続」
- SWの利用の仕方として、SWを所有するのでなく利用する形に変化してきている。そうなると、SWを作るということは、SWを「完成」させるというよりも「持続」させていくことを考えなくては行けない。それが納品の無い受託開発に繋がっている。
- SIビジネスの本質は保険屋
- リスクの丸抱えをするだけの体力のある企業が優位。SIビジネスにおいては規模大きいほど成功しやすいから合併が多くなる
- 会社で新しいことするには?
- 提案でなく相談する:YES/Noを求めない
- 肩書きはくだらないけど大切:色々なことをショートカット出来る
- トップからの視点と言葉を身につける
- SIerで一括請負なら製造業だからWFは理にかなってる。アジャイルやらない方がいいんじゃない
- みんなバッファを積むから、IT投資コストが悪くなる
- 「完成」「納品」がバッファを生む(約束しなきゃいけない)
- これからはエンジニアを雇う感覚でソフトウェアを購入する
これから少子化で労働力が少なくなっていくので、今のSIerのような働きかたはどんどん立ちゆかなくなっていくはず。
エンジニアとして生き続けられる道を探していかなくては。
Matzさん
メモを保存し忘れるという…
2日目
時間がないので2セッションだけ。
諸橋さん
- 「テストを書くのは高い保険料を払うことなのか?」
- 「いや、開発しやすくなるために書く」
- SW開発は玉ねぎのように幾つもの層から成る
- 何をして欲しいか・どう動くかが幾つもの層になっている
- テストでのActとプロダクトコードはよく似る
- テストは結構胆力がいる。
- 実装の詳細を考えたいところをぐっと我慢する
- 問題が難しいほど、動かしながら作れるテストが役に立つ
増田さん
とてもためになった。
- DDD本は読もうとしてまだ読めてない感じだけど、それを読むためにも事前に読まなきゃいけない本がある。
- また、テクニカルな話をしないためにもDDD本を読もうと思った。上の世代の人には、プログラムがわからないから日本語をそのままプログラムに機会翻訳してくれるものが欲しい人もいるらしいけど、それは業務よりのドメインで開発の話をしてこなかったエンジニアの方にも責任の一端はあるのかなぁ〜と。ただ、そんなことをずっと考えてると止みそうなので、そんな観点もあるっていう程度で留めておこう。
http://www.slideshare.net/masuda220/ss-15655472:ドメイン駆動設計という仕事の流儀