kaakaa Blog

この世は極楽 空にはとんぼ

ニューヨークのJazzクラブ・Birdlandに行ってきた記録

先日、ニューヨークとフロリダへ1週間ほど旅行に行ってきました。 その際、事前情報として日本にいるときに調べた海外体験談ブログが参考になったため、私の旅行体験も残しておきます。


事前

ニューヨークには歴史あるJazz Barが多くあり一つは行っておきたいと思い、タイムズスクエア近くにあるBirdlandという有名なJazzクラブへ行ってきました。

滞在先ホテルもタイムズスクエアから徒歩数分のためBirdlandの近さは魅力でしたが(BluenoteやVillageBangardはちょっと遠かった)、何よりWeatherReportのBirdlandの元ネタとなった場所だというのが決め手でした。


Weather Report - Birdland

トリップアドバイザーでもとても高評価。

Birdlandでは毎週金曜日にThe Birdland BigBandというグループが定期公演をしているらしく、NYC到着も金曜の午前ということもありThe Birdland BigBandを見ることに。Jazzをあまり知らない自分が選ぶよりも、ベタそうなものを選んだ方が良さそうですし。

予約

Birdlandの公式サイトのCalendarから出演者を確認し、チケットを買おうとするとticketflyに飛ばされます。 当日でも入れたりするようですが、英語もあまり喋れないので一応予約していくことにしました。

ticketflyのサイトでは購入枚数を入力し、あとは導かれるままに。

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Will Callというのは店で名前を告げるような予約方式みたいです。チケットなどを持っていく必要はないということ。 f:id:kaakaa_hoe:20171119171121p:plain

途中でアカウントを作成するか聞かれますが、facebookのアカウントも使えるようなのでfacebookアカウントを利用しました。

支払い情報を入力する際、何度かエラーで弾かれたのですが、Zip/Postal Code(郵便番号)に正規のコードを入力してしまうと何らかのチェックが走ってしまうようです。 私は日本での郵便番号が使用できない時は、ダミー用の郵便番号としてニューヨークの郵便番号である10001をよく利用していたのですが、そのせいで弾かれていたようです。ここでは本当のダミーコードとして99999を利用することで事なきを得ました。 f:id:kaakaa_hoe:20171119171224p:plain

予約が完了すると、下記のようなメールが送られてきます。 f:id:kaakaa_hoe:20171119182324p:plain

予約完了したのがライブの3日前とかだったので、結構ギリギリまでチケット買うことはできそうです。

入場

当日、会場へ。 タイムズスクエアから少し外れたところにあるので、タイムズスクエアほどでは無いものの人通りは多く、特に治安面での心配はなさそうな感じでした。

ただ、開場時間を結構過ぎてから到着したために会場前には誰もおらず、中の様子も見えないので場所か時間を間違えたかと思いました。前を少しうろついていると入っていく人がいたため、その人についていく形に。 店先に立つ店員さんなどはいないようです。

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退店時に撮った写真。開場時間前なら行列ができている模様。

中に入ると受付で名前を聞かれます。 ラストネーム(姓)を聞かれているのに、何を勘違いしたかファーストネームを答え続けていたため時間を食いましたが、予約のメールを見せることで解決。 ちょっと記憶が曖昧ですが、IDも確認されていたかと。旅行者は一応パスポートを持参した方が良いと思います。

受付が終わると担当の方が席まで案内してくれます。

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店内の様子

店内はステージを中心に半円状の形。周りの壁には歴史のありそうな写真がたくさん飾ってあります。 ざっと見た感じ超満員だとして200人いかないぐらいの広さだったかと思います。テーブルは結構密集している感じです。

我々が通されたのは店の一番奥の方の二人がけのテーブル。 その日は隣のテーブルに人が来ることはありませんでしたが、隣のテーブルとの隙間はほとんどなく、満席だと結構窮屈そう。後ろのテーブルには6人組ほどのグループがきましたが、座るときに椅子がぶつかるぐらいはキツキツ。

開演前

開演前に飲み物・食事の注文を取りに来てくれます。 ウェイターさん?は女性の方から注文を取りに行ってくれますが、食事は全てシェア予定だったため私の方からオーダー。 注文が終わった後、たぶん「いつ持って来るか?」ということを聞かれましたが英語が聞き取れず、とりあえず持って来てくれというように答えてました。周りの席を見ていると、ライブの1部と2部の間で料理が運ばれて来たりしていたので、そういう風に注文したりもできそうでした。

料理はよく考えずPopcorn ShrimpとSouthern Fried Chickenという揚げ物ばかりをオーダー。 しかしこの料理、Popcorn Shrimpは油っぽく、Fried Chickenは固く、焦げてるっぽい味・・料理はちょっと失敗でした。

ただ、ビールは美味しかった。

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開演

構成はホーンセクションは前からサックス・トロンボーン・トランペット。リズムセクションはドラム・ベース・ピアノでギターはいなかったかと思います。 テーブルの位置的に真横からみる形だっため詳細な構成はよくわかりませんでした。(ビッグバンド自体みるのがほぼ初めてのため、構成の特徴などはよくわからず)

間の中断も含めて1部・2部合わせて2時間弱ぐらいだったかと思います。 アップテンポな曲は少なく、全体的な落ち着いた雰囲気でした。2部の後半にあってピアノソロはとても感動しました。

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ライブ

終演

支払いはテーブルで行います。ライブが終わるとウェイターさんがBillを持って来てくれます。 レストランでの支払い方法は下記動画のような感じでした。チップは15%は最低限のマナーらしく。滞在中はだいたい20%に近い感じで払ってました。


アメリカでのチップの置き方!/ Tipping in the states〔#354〕

注文したのは二人でビール4杯とPopcorn Shrimp、Fried Chickenで合計$70+チップぐらい。ライブ代も含めると日本円にして二人で¥15,000ぐらいと考えるとなかなかのお値段。次回行くなら料理なしで飲み物だけの注文にするかな。

終わりに

入店時は入りづらく戸惑いましたが、中に入ると店員さんはみんな丁寧だったため、とても良い時間を過ごせました。立地も良いため、お値段が許容範囲ならオススメです。

最後に、アメリカでは日本のようにどこでもトイレが使えるわけではないので、退店前にトイレは済ませておくと良いかと思います。(我々はトイレに行きそびれ彷徨った末にタイムズスクエアのAmercanEagleの店員さんに教えてもらい、Mariott Marquisの2Fにトイレを使わせてもらいました)